子供の視力について

毎日蒸し暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

ひのうえ眼科なかもず院スタッフブログを開設しましたので、今後は不定期に更新していきます。

よろしくお願いします。

今回は検査部門が担当し、テーマは子供の視力です。

生まれたばかりの赤ちゃんは0.01ぐらいの視力しかありません。

ボヤーっと近くのものが見える程度です。

視力はくっきり見ることで発達し、3歳で0.6~0.9 5歳で1.0の視力がでると言われています。

視力が発達する大切な時期(生まれてすぐから5、6歳)に眼の病気や遠視、近視、乱視などの屈折異常があると、

「物をくっきり見ること」が妨げられ、視力が発達できなくなります。

この状態が弱視です。弱視と診断されたら、眼の病気による弱視では、先に病気の治療を行い、屈折異常による弱視では、治療用の眼鏡を装用し、「物をくっきり見ること」で視力を発達させます。

視力の発達する時期を過ぎてしまうと治療の効果が出にくくなるため、弱視の治療で重要なのは、早期発見早期治療です。

小さい子供は自分から見えにくいとは言いません。見えにくそうにしている、目つきが不自然、片目をよくつむっている、眩しがる、顔をまわして見ているなど、少しでも気になることがありましたら、眼科へご相談ください。

ひのうえ眼科なかもず院では視能訓練士が勤務しております。

お子様の眼でご心配がありましたら、ご来院ください。